2024年3月18日から開催される「第96回選抜高等学校野球大会(センバツ高校野球2024)」に八戸学院光星高校の選手として洗平比呂(あらいだいひろ)さんが出場することとなりました。
そんな洗平比呂さんのプロフィールや経歴をはじめ、父親は元中日ドラゴンズの洗平竜也(あらいだいたつや)さん、兄は同じく高校野球で活躍していた洗平歩人(あらいだいあると)さんであることについて、さらに出身校(小学校・中学・高校)や成績についてもご紹介します。
洗平比呂のプロフィールや経歴!父親は元中日洗平竜也で兄弟は洗平歩人
では、洗平比呂さんのプロフィールや経歴、父親は元中日ドラゴンズの洗平竜也(あらいだいたつや)さん、兄は同じく高校野球で活躍していた洗平歩人(あらいだいあると)さんであることなどについてご紹介します。
プロフィール・経歴
年齢:2006年12月18日(17歳)
出身:千葉県船橋市
身長:177cm
体重:76kg
血液型:不明
投打: 左左
ポジション: 投手
洗平比呂さんは千葉県船橋市出身の投手です。
誕生日は2006年12月18日で年齢は「第96回選抜高等学校野球大会(センバツ高校野球2024)」開催時点では17歳ということになります。
ちなみに苗字の洗平は、父親の出身地である青森県上北郡六戸町を中心に「日本国内で40人程度しか付けていない」とされるほど珍しい苗字で、比呂という名前の由来は野球漫画「H2」の主人公・国見比呂からとったそうです。
177cm76kg、手足が長くセットから上体を傾けて軽く重心を下げ、早めに着地し、テイクバック深めに柔らかい腕の振りから投げ込むピッチングが持ち味です。
両親(父母)や兄弟姉妹!父親は元中日洗平竜也で兄弟は洗平歩人
洗平比呂さんの両親(父母)や兄弟姉妹について見ていきましょう。
両親について父親は元中日ドラゴンズの選手だった洗平竜也さんです。
洗平竜也さんは光星学院高校(現在の八戸学院光星高校)への進学すると、1年時の夏からエースとして活躍します。
3年間でストレートの球速を20km/h上げ、サイドスローから最速142km/hのストレートを投げ込む速球派の左投手として、NPB球団のスカウトから注目されるまでになりました。
卒業後、進学した東北福祉大学では入学当初は公式戦へ登板する機会がなかったものの、3年時以降は、2番手扱いながらエース級の選手として活躍します。
仙台六大学野球のリーグ戦では通算10勝無敗となった他、4年時には春季リーグでの優勝を果たしました。
さらに同じチームだった吉見祐治さんと共に最優秀選手となり全日本大学野球選手権での準優勝を経験しています。
そして、卒業後は中日ドラゴンズへ入団するのですが思うような成績は残せず、2003年限りで球団から戦力外を通告されました。
その後は愛知県内の会社に勤務しながら、2004年から社会人野球の硬式野球クラブ東海REXでプレーしますがこちらでもボールのコントロールがうまくいかず2007年シーズン限りで現役を引退し、東海REXも退部しました。
東海REX退部後は千葉県船橋市に転居しますが、長男が所属した少年野球チームでコーチを務めたことがきっかけとなり、2013年に学生野球資格の回復へ向けた講習会に参加します。
そして、2014年4月8日付で日本学生野球協会から資格回復の適性を認定されたことにより、同協会に加盟する高校・大学の硬式野球部での指導が可能となりました。
プロ野球の選手になってから選手としては思うようにいかなかったようですが、指導者として活動されているようですね。
また、洗平竜也さんは一卵性双生児の兄なのですが、弟の洗平隼人(あらいだいはやと)さんも実は元野球選手(捕手)で、兄の竜也さんと同じく光星学院高校と東北福祉大学へ進学した後に、2001年から2005年まで社会人野球の東北マークスに在籍していました。
東北福祉大学時代までは控え捕手でしたが、東北マークスでは正捕手の座をつかんでいます。
洗平比呂さんは次に紹介する兄の洗平歩人さんを含め伯父さんまで野球選手だったということでまさに野球一家ですね。
兄弟姉妹については兄の洗平歩人さんがいます。
洗平歩人さんは佐倉リトルシニアから八戸学院光星、その後國學院に進学しています。
右投げの投手で2022年夏の甲子園ではチームの主将を務め、比呂さんと共に出場しました。
残念ながら2回戦で、愛工大名電にサヨナラ負けしてしまうのですが兄弟そろっての出場は嬉しかったでしょうね。
このように、洗平比呂さんは家族もすごい方で洗平比呂さんもその血を受け継いでいることがわかります。
洗平比呂の出身校(小学校・中学・高校)や成績は?
洗平比呂さんの出身校(小学校・中学・高校)や成績についてご紹介します。
洗平比呂さんは千葉県船橋市にある船橋市立二和小学校出身です。
軟式チーム・二和タイガースで野球を始め、小6の時に千葉ロッテマリーンズJr.入りを果たしました。
中学は船橋市立御滝中学校出身で中学時代は硬式・佐倉シニアでエースを務めました。
高校は八戸学院光星高校に進学し、1年生の春から控えとしてベンチ入りしました。
そして、1年時夏の青森大会で公式戦初登板を果たすと、兄・歩人さんと共に3年ぶりの優勝を飾りました。
延長10回5-6サヨナラ負けとなった本大会2回戦の名電戦では全国先発デビューとなり、
自己最速4㌔更新の140㌔をマークし、5回4奪三振1失点、自責0の粘りを見せました。
2年生の春の大会では147㌔を投げ17年ぶり2度目の東北制覇を達成、選抜8強校・仙育との決勝戦(3-2、自ら先制ソロ)で9回途中7K2失点の粘りを見せます。
2年時夏の予選では2連覇を達成、全5戦中4戦(先2)、計19.2回(1失点)に登板し、準決勝・青森山田戦で5-0完封を記録しました。
このように優秀な成績を収めている洗平比呂さんは最速147㌔、常時130㌔後半から140㌔前後(先発時)の真っ直ぐと、110㌔台から120㌔台のスライダー、120㌔台のカット、100㌔前後のカーブ、110㌔台のチェンジが武器です。
「第96回選抜高等学校野球大会(センバツ高校野球2024)」での活躍も期待が高まりますね。
ということで、洗平比呂さんのプロフィールや経歴をはじめ、父親は元中日ドラゴンズの洗平竜也(あらいだいたつや)さん、兄は同じく高校野球で活躍していた洗平歩人(あらいだいあると)さんであることについて、さらに出身校(小学校・中学・高校)や成績についてもご紹介します。